「水の流れ」と「作業の流れ」。2つの流れがムダのない使いやすさをカタチにしたTOTOのシステムキッチン「クラッソ」
今回は、水も人もスイスイ流れる新発想のキッチン「クラッソ」の特長を数回に分けてお届けしたいと思います。今日、はすばやく洗い流し、大なべ洗いもラクラクな「水ほうき水栓」の機能などを詳しくご紹介します。
新設計のシャワー「水ほうき水栓」でスイスイ洗える!
お皿の上でパッとひろがるほうきのような幅広のシャワー。斜め形状の水栓だから洗う空間も広くなりました。2つの形の相乗効果で作業の流れは一気にスムーズに!
ほうきのようにサッと洗える ひろびろ洗える
当たった水が広がる
シャワーの幅を広くして、水の出方にもひと工夫。当たった水が横に広がる驚きの新設計です。少ない水で洗えて水はねも少ないから、時間も水もエコ。
引き出して水のほうきになる
シャワーヘッドを伸ばして水のほうきの人掃きで、お手入れ完了!
視界を遮らない
従来の水栓だと、細かいものを洗う時に蛇口の頭が視界を邪魔していました。蛇口が視界を遮らない水ほうき水栓なら、洗う手元がよく見えます。
洗う空間が広い
大きな鍋をくるりと回しながら洗うのもラクラクです。
「エコシングル」機構でお湯の無駄使いを抑制
水とお湯の境に「カチッ」とクリック感を設けることで、水とお湯がきちんと使い分けでき、しかも使用者に近い手前方向を「水」、奥方向を「お湯」とすることで、お湯のムダ使いを抑制できるレバーです。
スイスイ使える洗浄機用水栓
洗浄機用水栓は調理スペース側に。深い鍋(高さ20cmまで)もカウンターに置いたままで水がくめます。鍋底をぬらさず、鍋の移動もラクになりました。
「つま先らく押し水栓スイッチ」でスイスイ水を出し止め
足で操作するから、手が汚れていてもハンドルを汚さず水を出し止めできます。また、ハンドルに手を伸ばさなくてもよいので、体の移動も少なくなります。こまめに出し止めできて、水も節約できます。
スイスイ設計NEWS
「水ほうき水栓」は、短時間で洗えて、お湯のムダ使いも防ぎます。
「水ほうき水栓」の作業効率やエコシングル機構の効果で、お湯の使用量が抑えられます。毎日の暮らしが気付かないうちにそのままエコにつながって、しかもとってもお得。それがクラッソのスイスイ設計です。
水ほうき水栓・洗浄機用水栓
人間の認知特性にモノを合わせていく、そんな人間工学の視点から生まれたのが「水ほうき水栓」です。斜めに立ち上がった38°のスパウト(蛇口)は、洗う作業を容易にし、かつ使う人がストレスを感じない角度。これは何パターンもの試作品で比較検証した結果が導き出されたもの。このスパウトが生み出す広い吐水空間によって、鍋や皿を洗う動作がスムーズになり、また視界もスパウトに遮られることがなく作業効率が高まります。一方、カウンター上で水がくめるように考慮した浄水器水栓は、設計時に約800もの鍋のサイズを計測。そこから一般家庭で最も使いやすい高さを設定しました。形状にもこだわり、水ほうき水栓と角度を揃えることで、フォルムに統一感をもたらしています。
シャワーヘッド
水流を操る為の細密な設計が施された、「水ほうき水栓」のシャワーヘッド。142個の穴が雁行形(くの字形)に配列され、少ない水量で広範囲に水を行き渡らせることが可能です。また、穴の径や角度の研究を重ねた結果、水はねを低減するとともに、柔らかな感触と節水を実現。効率性と快適性を融合させた、新たなシャワーヘッドの提案です。